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2012年5月

2012/05/19

schem

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仮面の下にいる子供
いつも気にしていて
それだけを願ってる
そうしてまた些細な
言葉に傷つけられる



眼を開けたままの夜
止めた息で繰り返す



振り回してる刃物が
吹き出してる鮮血と
きらめいて踊るのに

どうして私は暗闇に
魅かれて堕ちてるの






小さく震えてる指先
見せないよう押えて
温もりを待っている
そしていつも誰かの
裏切に傷つけられる



眼を開けたままの夜
酷い妄想を信じ込む



振り回してる刃物が
吹き出してる鮮血と
きらめいて踊るのに

どうして私は暗闇に
魅かれてるのだろう




すべての小さな音に
そばだててる耳でも
あの声は届かないで
朝までに眠れるよう




振り回してる刃物が
吹き出してる鮮血と
きらめいて踊るのに

どうして私は綺麗に
魅かれてるのだろう


振り回してる刃物が
刃が血が音が温度が
吹き出して広がって

どうして私は暗闇に
魅かれてるのだろう





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2012/05/13

sway

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いつもの生活の向う
大きな葉が揺れてる

公園を抜ける近道も
足早になる鳩が舞う



肌なら良く知ってる
着いてしまえばもう

呼び合ってしまう眼
名前も知らないのに






わたしはいつも何に
祈っていたのだろう






外の陽射しのこちら
大きな葉が揺れてる

空に近づいた楽園で
知りたい宴が高まる



熱なら良く知ってる
就いてしまえばもう

誘い合ってしまう眼
名前も知らないのに





大きな葉が揺れてる

わたしは祈っている


脚や腕や髪の交錯で

すべて彼方に霞んで


大きな葉が揺れてる

わたしは祈っている


忘れてしまう何かに

わたしは祈っている





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2012/05/02

sins

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許して 赦して 聴して

赦して 聴して 許して

聴して 許して 赦して




聴いて 聞いて 訊いて

黑くて 黒くて 玄くて

罰して 圧して 聴して







いままで傷つけたすべて

いままで毒づいたすべて







話して 放して 離して

消して 流して 緩して

欲して 愛して そして




許して 赦して 聴して

赦して 聴して 許して

聴して 許して 赦して





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2012/05/01

white

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良くなるから
良くないかも
そう口にする




白々しいウソ




見つけたいの
泪を落とすの
陽が眩しいの
囚われたいの


この世にある
みな同じもの
このままでは
信じてしまう








強くなるから
いつまででも
ひとりでいる




白々しいウソ




堕落してるの
沖に流したの
傷が愛しいの
まだ信じるの


この世にある
みな同じもの
このままでは
信じてしまう





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