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2008年7月

2008/07/31

知的

080731


あなたの言葉が
語りかける心が
あなたの知性が
在り続ける様が
 
浮遊してる淫ら
 
考えから体温を
覗き視ていたい
冷静から湿りを
覗き視ていたい
 
 
 
あなたの雨粒を
舌の上で覚える
あなたの泡粒を
脳の中で捉える
 
浮遊してる淫ら
 
突起から硬さを
味わっていたい
亀裂から色彩を
味わっていたい
 
 
 
そう集めている
 
理性の間の淫ら
隠されてる淫ら
浮遊してる淫ら
 
拾い集めている
 
 
 

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2008/07/30

迫間

080730


怯えた眼を見据え
拒んだ髪を掴まえ
 
冷めた眼で見下し
醒めた脳が沸騰し
 
熟した杭の横暴に
熱した肉厚が抗う
 
 
そうして限界まで
手を取り合う消滅
 
そうして極限まで
眼を覗き合う拡散
 
そうして終極まで
膚を叩き合う混合
 
それは究極の信頼
 
 
 
 
微熱な丘を踏付け
疑似な指を練付け
 
静かな顔が鬼畜し
僅かな欲が殺到し
 
腫れてく曲線達に
惚れてく直線の斧
 
 
そうして限界まで
手を取り合う消滅
 
そうして極限まで
眼を覗き合う拡散
 
そうして終極まで
膚を叩き合う混合
 
それは究極の安心
 
 
 

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2008/07/29

墜落ス

080729


そうさこれでお終いさ
そうさみんなお終いさ
 
おいらもあんたも墜落
おまんもあたいも墜落
 
墜落墜落墜落墜落墜落
 
終いは明るくいこうぜ
姉妹は仲良くいこうぜ
 
皆で仲良くおさらばさ
 
 
 
さあさそれも仕舞なよ
そうさみんな仕舞なよ
 
おいらはあんたに墜落
あんたはおいらに墜落
 
墜落墜落墜落墜落墜落
 
それで淫らにいこうぜ
あれで妄りにいこうぜ
 
二人恋しくさようなら
 
 
 
そうさこれでお終いさ
そうさみんなお終いさ
 
お終いお終いお終いさ
お終いお終いお終いさ
 
皆で仲良くおさらばの
二人恋しくさようなら
 
 
 

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2008/07/28

絶望

080728


突然過ぎた理不尽なら
剥がされた生木の皮の
軋む音が逃げないよう
琥珀の液を流し続ける
 
不整な鼓動の無意味さ
燻る微熱すら放ってた
 
貴方の残した空気だけ
私は両腕で抱えている
熱も音も明りも匂いも
すべて気のせいなのに
すべて気のせいなのに
 
 
固まってく石の滴には
想いと温度と切なさと
痛み全部を閉じ込めて
不吉な木の下に埋めた
 
いつかの言葉だけなら
どう聴くことができる
 
貴方の残した空気だけ
私は両腕で抱えている
熱も音も明りも匂いも
すべて気のせいなのに
すべて気のせいなのに
 
 
不整な鼓動の無意味さ
この冷たい汗のような
 
それは欠落した永遠に
踝までも埋ったままで
どう踏み出せばいいの
 
 
貴方の残した空気だけ
私は両腕で抱えている
熱も音も明りも匂いも
すべて気のせいなのに
すべて気のせいなのに
 
 
捨てられた星屑ばかり
幾つでも拾い続けてる
いつまでもどこまでも
すべて気のせいなのに
すべて気のせいなのに
 
 
 

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2008/07/27

080727


溢れていく海なら
どう縛りつけてく
どう糾していける
内から溢れる海を
 
さまざまな砂達が
指を擦り抜けてく
すべて在るものは
流れ変わっていく
 
自分の海でもそう
どう正しい通りに
どう糾していける
被さる波の中でも
 
 
素直の中に在る悪
夜の中に在る希望
昼の中に在る黒欲
その中に在る人々
狂おしいそんな生
 
 
 
溢れていく海とは
夢幻の虚無の中で
無限に続ける輪廻
内から溢れる海の
 
大切なものなほど
指を擦り抜けてく
すべてであるほど
喪いなくしていく
 
自分の海でもそう
どう欠陥を補うの
どう欠落を償うの
留まる海の底でも
 
 
素直の中に在る悪
夜の中に在る希望
昼の中に在る黒欲
その中に在る人々
愛おしいそんな生
 
 
 
正しくないほどに
愛おしく狂おしい
狂おしく愛おしい
その中に在る貴女
 
 
 

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2008/07/26

想い

080726


温もり
過去のままの
探す宛もない
 
真夜中の雪原
 
降続く
凍ったしずく
 
温もり
寄り添ってた
掘り起すよう
 
まつげの欠片
 
遠くの
不穏な風の音
 
願いは
とても簡単だ
願うだけなら
とても簡単だ
 
 
 
温もり
過去のままで
育ち続けたら
 
すべて凍る波
 
吹雪に
立ち尽してく
 
温もり
寄り添った熱
思い出すよう
 
眉を撫でる指
 
近づく
不吉な風の音
 
想いは
とても簡単だ
想うだけなら
とても簡単だ
 
 
 

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2008/07/25

飛行船

080725


曇った硝子を拭えば
夜に浮んでる罪と罰
今は独り占めの肌に
火照った頬を当てる
 
並んで歩く普通より
遅い出逢いに浸った
温かさと涙のなかで
本当のまま愛される
 
帰らなくていい夜は
このまま壊さないで
余韻に眠っていたい
 
 
足元の星屑を纏って
また繰り返す罪と罰
今はそばにある指に
綺麗な指を絡ませる
 
月明りを浴びながら
背中で聴いてる痛み
熱気と湿度のなかで
本当のまま愛される
 
帰らなくていい夜は
このまま壊さないで
余韻に眠っていたい
 
 
 

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2008/07/24

すべて

080724


眠れないでいる
想い続けている
間違っていても
正さないでいる
墜ちていく平穏
 
すべてを捧げた
その温さの中に
深く沈めるため
そうして漂った
途絶えてく生命
 
ふたつの共鳴の
すべてを捧げた
記憶の中に漂う
 
 
感じるだろうか
眉をなぞる指先
届いてなくても
探し続けている
触れている妄想
 
すべてを捧げる
その温さの中に
深く沈めるため
そうして鎮める
到達してく生命
 
 
すべてを捧げる
その温さの中に
深く沈めるため
そうして鎮める
拡散してく生命
 
ふたつの共鳴の
すべてを捧げた
記憶の中に漂う
すべてを捧げた
その温さの中に
記憶の中だけに
 
 
 

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2008/07/23

世界

080721


喪失、良く知ってるその名
彼、見たこともないその姿
その意味その理由その本心
問わずにいられない、何故?
 
 
 
 
崖から叩き落とされてく蝶
様々な光が一瞬だけ生きる
世界は冷たく温かく見守る
その命
 
肌に書きなぐられてく時間
跳ねまわる口と踊り狂う舌
欲の中に横たわってる虚無
その命
 
熱と湿りの間に沈殿した夜
肉に記憶された遠くの歌声
世界は無関心にただ見守る
その命
 
生々しい夢に隠された冷酷
崖から叩き落とされてく蝶
世界は冷たく温かく見てる
その命
 
 
 
 
彼の腕に包まれてしまうと
すべては充たされてしまう
冷酷は言葉と関係なく跳ね
情熱は願いと関係なく喪う
 
 
 
 
ただそれだけで在るだけで
そこにここにいるのは何故
その意味その理由その本心
問わずにいられない、何故?
 
 
ただそれだけで在るだけで
世界は静かに見ているだけ
その命この命それらの喪失
問わずにいられない、何故?
 
 
 

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2008/07/22

温もり

080722


隣に座ってごらん
お前の眼の夕陽が
見えるくらい近く
 
隣に座ってごらん
お前の甘い吐息が
わかるくらい近く
 
また恋に堕ちよう
二度でも三度でも
何度でも堕ちよう
 
ああ愛しいお前よ
俺が愛したたった
たったひとりの女
もうなくなった女
 
 
 
陽が沈み満天の星
その光が降った海
おぼえているかい
 
浜辺の温かな星屑
身に纏ったふたり
おぼえているかい
 
また恋に堕ちよう
二度でも三度でも
何度でも堕ちよう
 
ああ愛しいお前よ
お前の愛する男に
ひとりだけの男に
俺はなりたかった
 
 
 

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2008/07/21

何時か

080721


思い出すたびに
ふと切ない想い
残してる記憶は
繰り返されてる
 
それは時の中で
少しずつ消えて
なくさないよう
繰り返されてる
 
 
どこかではまだ
まだ信じている
遠い何時の日か
温もりにいると
 
どこかではまだ
まだ願っている
遠い何時の日か
温もりにいると
 
 
 
望んでもいない
楽しいことなら
先にいくらでも
見つかるだろう
 
でもほんの少し
少しでも望みが
残り火あるなら
素手でも探そう
 
そう本当はまだ
まだ信じている
なくしてないと
また始るものと
 
 
どこかではまだ
まだ信じている
遠い何時の日か
温もりにいると
 
どこかではまだ
まだ願っている
遠い何時の日か
温もりにいると
 
 
 
どこかではまだ
まだ願っている
 
 
 

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2008/07/19

淑女

080719


そして彼女は髪留めを外し
汗の肌に打ちまき散らした
何か真理を追求する顔して
波の心地を投げつけてきた
 
逝け
逝け
逝け
死に逝け
 
彼女は反復のなかで死ぬ女
 
逝け
逝け
逝け
死に逝け
 
彼女は反復のなかで死ぬ女
 
 
 
そして彼女はすべてを外し
違う膚に吹きまき散らした
何か悩みを打明ける顔して
ざらつきを懸命に擦付けた
 
逝け
逝け
逝け
死に逝け
 
彼女は永遠のなかで死ぬ女
 
逝け
逝け
逝け
死に逝け
 
彼女は永遠のなかで死ぬ女
 
彼女は死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ女
 
 
 
もはや彼女はすべてを許し
白い波や果実をわし掴んだ
眼を閉じたままで微笑して
共有という願いを口にした
 
生け
生け
生け
死に生け
 
彼女は無限のなかで生く女
 
生け
生け
生け
死に生け
 
彼女は無限のなかで生く女
 
彼女は生く生く生く生く女
 
 
 

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2008/07/17

迷信

080717


黒い革を見る
ずっと前から
解ってたのに
 
つやも弾力も
匂いも無くし
ひび割れてる
 
他には飼わず
眠ってるだけ
空隙を代替で
埋めるよりも
 
白い頸が迫る
そして巻いた
指たちは何故
幻を掴むのか
 
 
それはただの
ただの妄想と
ただの欲望だ
 
 
清掃させてく
踏み付けても
起立させ観察
 
つやも弾力も
匂いも紅くし
ひび割れから
 
他には振わず
打付けるだけ
空隙を屹立で
埋めることも
 
白い頸が迫る
そして巻いた
指たちは何処
脈を掴んでく
 
 
それはただの
ただの妄想と
ただの欲望だ
 
気づいたとき
迫り来る黒革
ひび割れてる
つやのない革
 
それはただの
ただの妄想と
ただの欲望だ
 
願いは叶うと
願えば叶うと
 
それはただの
ただの妄想と
ただの欲望だ
ただの迷信だ
 
 
 

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2008/07/16

消滅

080716


消えていくからといって
それは全く無くなるとか
亡くなるとかそういった
そういったことじゃない
 
滅んでいくからといって
それなら仕方がないとか
仕様もないとかといった
そんなことじゃないんだ
 
 
そう
 
 
ないものを手に入れたと
 
 
すべての時と空が純化し
すべての肉と骨が飛散し
すべての色と熱が消滅し
白い光に晒され待ってる
 
 
 
失っていくからといって
ただ冷めるしかないとか
諦めてるとかそういった
そういったことじゃない
 
望みがないからといって
もがいても見苦しいとか
もう無駄だとかといった
そんなことじゃないんだ
 
 
そう
 
 
ないものを手に入れたと
 
 
すべての鍵と壁は風化し
すべての鎖と革は腐食し
すべての縄と鞭は炭化し
白い光に晒され待ってる
 
 
すべての時と空が純化し
すべての肉と骨が飛散し
すべての色と熱が消滅し
白い光に晒され待ってる
 
 
 

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2008/07/15

080622


彼女は開く道具で人
勝手に使われる器具
彼女は浮遊した状態
勝手に変換する窒息
彼女は呆れる虚無感
勝手に沸き上がる膚
 
本当に開く道具で人?
本当に処理のための
踊るネペンテスの奥
口を開けたままの壷
その匂いを嗅いでる
勝手に沸き上がる脳
 
人の時の彼女はどう?
人の時の彼女はどう?
人の時の彼女はどう?
生活する彼女を思う
すました顔を着けた
 
 
いまは絡み付く肉厚
いまは沸き上がる湯
いまは苦痛の上の快
 
彼女はそれほど良い
彼女はそれほど良い
彼女は本当に優れた
驚くほどネペンテス
 
彼女はただうねる管
彼女は塞がれてる洞
彼女は充たされる咽
 
変換はどこで覚えた?
変換はどこで覚えた?
変換はどこで覚えた?
一度も間違わない脳
 
どう完全に呑み込む?
どう完全に呑み込む?
どう完全に呑み込む?
生活する彼女を思う
 
器具として使いたい
器具として使いたい
器具として使いたい
器具として使いたい
 
 
 

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2008/07/14

願い

080713


純粋な結晶の中で
貴女は何を見たの
 
どす黒い欲に塗れ
燃え上がりながら
最期に何を見たの
 
 
長過ぎた孤独な夜
透明な漆黒の球体
それを取巻いてる
無数の泡粒の上昇
陽の揺らぐ水面へ
 
 
すべての想いの所
音の無い温かな所
 
 
そこで貴女に逢う
並んで腰を降ろし
陰った深淵を覗く
いつまでもずっと
そこで貴女と居る
 
 
 
無限の構造の中で
貴女は永遠を視た
 
肉は炭に骨は灰に
燃え上がりながら
最期に永遠を視た
 
 
孤独な黒い球体は
貴女の心そのもの
それを取巻いてる
無数の泡粒の上昇
陽の揺らぐ水面へ
 
 
すべての想いの所
音の無い温かな所
 
 
そこで貴女に逢う
並んで腰を降ろし
陰った深淵を覗く
いつまでもずっと
そこで貴女と居る
いつまでもずっと
 
 
 

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2008/07/12

黒い血

080712_2


錐を首に沿わせただけで
それでもう死んだつもり
 
お前の妄想で血を造って
それでもう溢れるつもり
 
それでもう黒い血黒い血
それでもう欲望の黒い血
 
 
過剰な投薬でも何度でも
それでもう逝ったつもり
 
お前の吐息で熱を造って
それでもう痛んだつもり
 
それでもう黒い革黒い革
それでもう欲望の黒い革
 
 
流れるものはすべて吸い
それでもう知ったつもり
 
それでもう黒い夜黒い夜
それでもう欲望の黒い夜
 
それでもう黒い血黒い血
それでもう欲望の黒い血
 
 
 

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2008/07/11

欲しくもない

080711


虚と実の黒い側の中に
隠し切れていないそれ
 
自分を視たことあるの
誰かなら当て嵌まるの
この欺瞞だらけの空隙
 
自分を感じても痛いの
あなたなら空箱のよう
この偽善だらけの空間
 
あなたのやって来た所
本当のことと嘘のこと
無くすものと在るもの
そしてどこまで行くの
 
愛は欲しくもない愛は
愛は欲しくもない愛は
 
 
 
あなたなら空箱のよう
空虚で満たされた空間
 
足元を視たことあるの
誰かなら踏み付けるの
この疑心だらけの夜明
 
自分も感じては痛いの
あなたは台無しになる
このふしだらとの空間
 
愛は欲しくもない愛は
愛は欲しくもない愛は
 
あなたが潰してく心臓
入れ叩き突き締め踏む
亡くすものは或るもの
そしてどこまで逝くの
 
愛は欲しくもない愛は
愛は欲しくもない愛は
 
 
 

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2008/07/10

勝手な黒欲

080627


冷たい底に黒欲の眼
浮んだ泡に黒欲が愛
 
窓に映した黒欲で脳
溢れ抑える黒欲も躁
 
膚は熟し踏んでく圧
奥底を視ている感じ
 
全て飲込む黒欲の管
頭蓋に潜む黒欲の音
 
 
 
痛みの錯覚手首に鎖
目隠しで視てる感じ
 
正座の口注がれる温
道具の口掴まれる髪
 
沸き上がり満足する
反応にも気兼ねなく
 
構わずに進めている
反応にも気兼ねなく
 
 
 

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2008/07/09

いこう

080626


いこう
ゆっくりと沈んで
黒い青の世界まで
音も光もかすかに
裂け目から覗く底
 
いこう
小さな泡も彷徨う
夜明け前の青い黒
微熱だけが伝わる
割れ目から覗く空
 
いこう
感触だけの世界へ
眼も耳もかすかに
皮膚だけが伝わる
堕ちながら歌う声
 
いこう
 
いこう
 
いこう
 
 
 

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2008/07/07

樹枝

080625


お前は沸騰する冷水
それは虚無に囚われ
お前はひとりで漂う
 
お前は壁の隅を視る
お前は途方もない液
垂らし続けていく溝
 
お前は凍った水なの?
真空で沸騰する結晶?
 
デンドライトの上を
血を流し歩き続ける
俺はその足を視てる
足の裏の血を視てる
 
布にない肌はどんな?
布にない肌はどんな?
布にない肌はどんな?
他人に見せてる肌は?
 

普段の顔を妄想する
 
 
とても清楚に澄まし
とても貞淑にこなし
お前はとても良い人
 
お前はとても善い人
お前は神々しく舞い
お前は初々しく働く
 
 
脳の熱も冷静で囲う
 
 
デンドライトを秘め
冷たく抑圧した仮面
隠した途轍もない液
続いた雨上がりの轍
 
沸騰は何処で覚えた?
沸騰は何処で覚えた?
沸騰は何処で覚えた?
誰に刷り込まれたの?
 
味覚は誰で目覚めた?
味覚は誰で目覚めた?
味覚は誰で目覚めた?
誰から仕込まれたの?
 
 
お前と沸き立ちたい
お前で沸き立ちたい
お前と沸き立ちたい
お前で沸き立ちたい
 
 
 

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2008/07/06

沸脳

080624


全ての音が
液に浸る所
温かい水が
 
包み浮べる
青と白と黒
瞼から視る
 
全ての時の
奉仕ない腕
漂うだけの
 
心は誰から
注入される
心は誰から
 
浮びながら
感じてるの
音と色の訳
 
 
全ての命が
呼ばれる所
温かい水が
 
沈み無くす
青く白い夢
瞳から滅す
 
全ての熱の
放置した革
鞣したもの
 
心は誰から
注入される
心は誰から
 
青く白い夢
 
心は誰から
注入される
心は誰から
心は誰から
心は誰から
 
 
 

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2008/07/05

ガラクタ駱駝

080623


跪けよ爪先に
接吻してみろ
そうさお前は
ガラクタ駱駝
訳が欲しいか
 
移動の日々に
その道具だろ
だからお前は
ガラクタ駱駝
脳が踊るのか
 
他では駄目な
 
他では駄目な
 
他では駄目な
そうさお前さ
 
溝が湿るのか
 
 
踏付けてやる いったのかい
這え這え這え もったのかい
俺を狂わせる やったのかい
吸え吸え吸え
なくしてやる
 
踏付けてやる いったのかい
這え這え這え もったのかい
俺を狂わせる 愚かものかい
俺を狂わせる
俺を狂わせる
 
 
 
熱で溶かす赤
宴の時間だな
そうさお前は
ガラクタ駱駝
革が欲しいか
 
流れ固まる赤
只の道具だろ
だからお前は
堕落した悪だ
脳が滅ぶのか
 
 
踏付けてやる いったのかい
這え這え這え もったのかい
俺を狂わせる やったのかい
吸え吸え吸え
なくしてやる
 
踏付けてやる いったのかい
這え這え這え もったのかい
俺を狂わせる 愚かものかい
俺を狂わせる
俺を狂わせる
 
踏付けてやる いったのかい
這え這え這え もったのかい
俺を狂わせる やったのかい
吸え吸え吸え
吸え吸え吸え
 
踏付けてやる いったのかい
這え這え這え もったのかい
俺を狂わせる 愚かものかい
俺を狂わせる
俺を狂わせる
 
 
 
上がる気泡粒
 
 
珈琲味の炭酸
 
 
 
踏む踏む踏む
うつうつうつ
 
お前はどうだ
 
這う這う這う
いくいくいく
 
勝手にどうだ
 
狂う狂う狂う
なくなくなく
 
 
 
その不協和音
 
 
それは俺もだ
 
 
 

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2008/07/04

それはいってしまう

080628


淋しいこの感じ
哀しいこの感じ
裏切られた感覚
そういうものと
皆知っていても
 
もう一度などと
何とかしようと
縋って行く感覚
そういうものと
皆分っていても
 
行ってしまうと
変ってしまうと
止められないと
そういうものと
 
それは
行って
行って
行って
行ってしまうと
 
行って
行って
行って
行ってしまうと
 
 
 
手紙の約束とか
夜明の秘密とか
裏切られた連絡
孤独に目覚めて
見回してみても
 
忙しない日々に
浮遊する白昼に
楽しかった記憶
孤独に洗われて
見渡してみても
 
逝ってしまうと
散ってしまうと
止められないと
そういうものと
 
それは
逝って
逝って
逝って
逝ってしまうと
 
逝って
逝って
逝って
逝ってしまうと
 
 
 
許して忘れたり
新しく換えたり
その難しい苦痛
そんなことなら
解っているのに
 
簡単な事実から
絡まる理由から
希望という残酷
こんなことなら
留めていたのに
 
言ってしまうと
流してしまうと
止められないと
そういうものと
 
そして
言って
言って
言って
言ってしまうと
 
言って
言って
言って
言ってしまうと
 
それは
行って
行って
行って
行ってしまうと
 
行って
行って
行って
行ってしまうと
 
 
 

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