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2007/02/25

欠落

070225


妄想で歪んでく幻覚が
欠けてく月を曇らせる
濃霧に囚われてる生活
掻き分け達したいから
捜して見上げてる夜道

うねりにある筋を撫で
そのままで掬い採る指
支配していく細胞の泡
手を突かせず視ている

その部分と全体の欠陥


坂の下に広がる街灯り
瞬く星屑が滲んでいく
雑音に抛られてる日常
色さえ無くしたいから
拭って覆っている両手

半端ほど美味しい理由
たとえば治りかけとか
その腐乱した落下の痕
勝手な接吻を視ている

それは無感覚な欠損感


過大な評価をするから
触れて嫌われる傷から
身を守ろうとするから

当たり前な感覚の欠落


その部分と全体の欠陥
それは無感覚な欠損感
当たり前な感覚の欠落

それをじっと視ている



I was lost

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