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2007/01/27

群れ

070127


それを聴こうとしたことはなかったかい?
 
毛穴まで広げそれを感じようとしたことは
白い靄のような黒い海水のような何かの影
眼の隅からちらっと覗いたりするあれの影
 
俺はその一部なんじゃないのかという妄想
 
 
 
君が何か寂しさや恋しさを感じるときには
決して捕まらないそいつがそこに居るんだ
小さくきらめく泡粒の群れが立ち上ってる
 
みなその一部なんじゃないのかという妄想
 
 
 
俺が眠る直前まで覚えてる雑音
俺が漂ってる冷たい月の夜の光
俺が漂ってる冷たい水の中の光
俺が目覚めるときにしてる雑音
 
 
 
 
君は願う物を手に入れるかも知れないけど
君はそれで罪を犯してくかも知れないけど
君が欲しがるたびそいつはそこに居るんだ
 
みなその一部なんじゃないのかという妄想
 
 
 
君がそいつを視ると理解するかも知れない
君がそいつの意味を話そうと口を開くほど
君がそいつを魅入っている間はずっと居る
 
みなその一部なんじゃないのかという妄想
 
 
 
眠る直前まで覚えてる君の雑音
俺が漂ってる冷たい月の夜の光
俺が漂ってる冷たい水の中の光
目覚めるときにしてる君の雑音
 
 
 
君が何か寂しさや恋しさを感じるときには
決して捕まらないそいつがそこに居るんだ
小さくきらめく泡粒の群れが立ち上ってる
 
みなその一部なんじゃないのかという妄想
 
 
 
君がそいつを視ると理解するかも知れない
君がそいつの意味を話そう口を開くほど
君がそいつを魅入っている間はずっと居る
 
みなその虚無からは出られないという妄想
 
 
 
重たい水の上を無音で渡った鳥
小さな泡の中で体を捻ってる子
生命の無限の無数の泡粒たちの
その鏡のような海に沈む夕陽を
 
二人で見てるというのが愛なんだろうか?
 
 
 

Sound of bubbles

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