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2006/12/30

二つ

061230


右胸に頬つけて待つの
課題の後の温かい皮膚
しばらく味わってたい
二つと中の一つの生物

使うほど使われるほど
湿って湿って湿ってる
くねり跳ねてる新鮮な
二つと中の一つの生物

瞬間を壊さないように
奥深くの悩みを覗いて
絞まった苦痛を見せて
美味しい美味しい甘さ

取り出して魅せられる
私が手にしてる物は何
貴方が知ってるよりも
一つと一つの中の生物

眼を開けてられない私
もう存在していない私
湿って湿って湿った私
眼を開けてじっと視て

いつもの私じゃない私
誰より私を知らない私
いつもの私じゃない私
何しても自覚ない甘さ

いつもの私じゃない私
大きく固く速く締める
大きく柔く速く湿める
心は混ざり何処か漂う

右胸に頬つけて待つの
課題の後の温かい皮膚
撫でてて寝かしつけて
ここでずっと待ってる

心は混ざり濃青を漂う
二つの形だけ残す二人



Two

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