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2006/11/28

聖人

061128


弾け飛んだ松脂より
不要な何かを見せて
傷つけるのが得意で
詰まらない非情な球

冷たい階段に座って
瞳を閉じてるだけの

ウィンドウに映った
クリスマスに光る街
関心ないまま居る黒

鳴く子猫だとしたら
誰か抱いて帰るのか

心臓は炭、脳は灰だ



飛び散った鉛屑より
不用な感情を見せて
熱くさせてるだけで
自分は冷え切った蝋

白い壁に寄り掛かり
頭を下げてるだけの

ウィンドウに映った
カリスマに疲れた顔
感動ないまま在る黒

鳴く子犬だとしたら
皆は抱えて帰るのか

心臓は石、脳は砂だ
瞳はガラス、血は埃
皮膚は泥、骨は泡だ


心臓は炭、脳は灰だ



Saint

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