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2006/09/25

無限集合

060925


二つの螺旋溝を吹いて
二つの管に突つき入れ
二つの筋の隆起を掃き

一つの口に刺し絡める

そうして共有する混沌
その無限の瞬間の安心


二つの小麦粉を練って
二つの突起を撫で含み
二つの扇を際立たせて

一本の長い鎖をなぞる

そうして共有する暗闇
その無数の唯一の安全


二つの骨の隆起を噛み
二つのえくぼを確認し
二つの惑星を引き離し

一本の長い溝をなぞる

そうして共有する罪悪
その無色の透明の静寂


一つの窪みに鼻を付け
一つの尖り先端を掃き
一つの口に差し入れて

一本の短い溝をなぞる

そうして共有する空虚
その無我の混在の存在



Infinite set

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