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2006/06/30

I dance to the stimuli

060630i_dance_to_the_stimuli


熱い息が蒔かれ
手首つかまれて
覗かれる黒い罠
終らないサルサ

かけられる吐息
勝手ないたぶり
途切れる息と息
受け入れる安心

最後までいくわ
黒い黒い黒い青
吸い込まれてく
私が尽きるまで


熱い掌が巻かれ
足首つかまれて
開かれた黒い奥
永遠の夜の開始

規則から不規則
くりかえす刺激
瞼には煙る稲妻
壊れていく道具

最期までいくわ
黒い黒い黒い青
吸い込まれてく
私が尽きるまで



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2006/06/29

vanish into the dark side together

060629vanish_into_the_dark_side_together


冷たい闇
冷たい闇は青い黒
光の届かない海底
冷たい闇

冷たい闇
もう一度落ちる所
手を取合ったまま
青い必要

冷たい闇
心の中でする練習
愛でないとしても
冷たい闇

冷たい闇
光を見ずにいいし
音を知らずにいい
冷たい闇

冷たい闇
冷たい闇は青い黒い黒
もう一度落ちる所の黒
それが愛ではなくても
もう一度落ちると解る
互いに必要な安心の黒
冷たい闇



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2006/06/28

you really think you're a bad boy, don't you

060628you_really_think_youre_a_bad_boy_d


ハードロックなんて言って
雑音の塊とイキがった衣装
かっこつけてるちんぴらね
言葉はすべてぼうやの台詞

そんなので生きてるつもり
愛と快楽と不満の垂れ流し
いい加減あくびが出ちゃう
私欲しいなら頭を使ってよ


形にして見せてもらうまで
なにが欲しいかわからない
そんなくだらない人なのね
中身は全て自己顕示の妄想

そんなので解決するつもり
金と媚薬と不満の垂れ流し
いい加減あくびが出ちゃう
私欲しいなら頭を使ってよ


都合ばかりで勝手なことを
つまらない肉体のおかざり
雰囲気と欲望だけに素直ね
未来は全て繰り返しの時間

そんなので生きてるつもり
涙と苛々と不満の垂れ流し
いい加減あくびが出ちゃう
私欲しいなら頭を使ってよ



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2006/06/27

hard luck stars

060627hard_luck_stars


愛を知らない人が愛を熱唱し
交尾が恋だと思い込んでいる

金持ちが端た金を寄付したり
根拠のない健康法を実践する

死んでない人が輪廻を説いて
生前は覚えてないと嘯いてる

異国の貧困に手を差し伸べて
自国の問題には眼を瞑ってる

会ったこともない神様に祈り
見たこともない歴史を信じる

それを赦しそれを認め納得し
それが人間なら僕らは不運だ



愛さない君が愛をくれといい
都合の良い寂しさを紛らわす

思いやらぬ君が思いを求めて
都合の良い優しさを振り蒔く

与えない君が全て欲しがって
都合の良い主張だけ繰り返す

信じない君が自分だけは信じ
都合の良い論理を振りかざす

怖がりの君が刺激を追及して
都合の良い遊戯をもてあそぶ

それを赦しそれを認め納得し
それが人間なら僕らは不運だ

それを赦しそれを認め納得し
それが人間というなら不運だ

本当に僕らは不運な星の下だ



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2006/06/26

it is off to work

060626it_is_off_to_work


ジーン博士はオールナイター
目的にしか興味がない働き者
仲間の気持を叩き落としても
目的が達せられれば問題ない

いつも最短の手段を選んでる
もうそれは仕事とかじゃない
脇目もふらず進む進む進む人
他人の存在を信じていない人

全ての世界は自分の妄想だと
信じて疑わないでいる強い男
そもそも自分の存在について
全てを疑い続けている強い男


彼の目的は一体全体何なのか
そんなことは彼しか知らない
彼はこの馬鹿者の世界全てを
打ち壊そうとしているらしい

いつも最短の手段のためなら
自分の命とかはどうでもいい
髪を振り乱し進む進む進む人
人間という奴が気持ち悪い人

全ての世界は自分の妄想だと
信じて疑わないでいる強い男
そもそも自分の存在について
全てを疑い続けている強い男


彼は夜な夜な顕微鏡を覗いて
誰も知らない予言詩の鼻歌で
目的のための実験を続けてる
もうそれは仕事とかじゃない

全ての世界は自分の妄想だと
信じて疑わないでいる強い男
そもそも自分の存在について
全てを疑い続けている強い男



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2006/06/25

smiling while lying

060625smiling_while_lying


何度も何度も何度も
解るようにしたのに
あなたは見ようとも

わざとでないのなら
わたしの奥の秘密を

あなたの中に落ちて
歩く誰もいない場所

微笑みの裏での嘘は
微笑みの裏での痛み
微笑みの裏での秘密


何度も何度も何度も
隠さずにおいたのに
あなたは聞こうとも

わざとでないのなら
わたしの奥の漆黒を

あなたの中に落ちて
歩く誰もいない海底

微笑みの裏の強がり
微笑みの裏の痛がり
微笑みの裏の暗がり
見つけ出して下さい

微笑みの裏での嘘は
微笑みの裏での痛み
微笑みの裏での秘密
早く見つけて下さい

微笑みの裏の強がり
微笑みの裏の痛がり
微笑みの裏の暗がり
見つけ出して下さい



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2006/06/24

keep his happiness mask

060624keep_his_happiness_mask


汚れた部屋の隅
眼がはなせない

死んだ心の疲れ
脱がないドレス

見回してごらん
誰もいない部屋


舞う花びらの数
白い白い白い白

その数だけ流す
瞳の隅の星くず

見回してごらん
もう誰もいない


座り込んでる鏡
写り込んでる姿

乾かない瞳の隅
星々はそのまま

見回してごらん
誰もいない部屋


手に入らない鏡
手を伸ばしてる

見回してごらん
もう誰もいない



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2006/06/23

I'm looking through the keyhole

060623im_looking_through_the_keyhole


君の広げた唇の上に
中指を沿わせ撫でる

そんな

眼の前の距離ですら
遠すぎて届かない心


開いた唇から中へと
絡む肉厚に絡ませる

こんな

触れてる距離ですら
遠すぎて届かない心


閉ざされた唇に重ね
味わう柔らかな痛み

どんな

想ってる距離ですら
遠すぎて届かない心



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2006/06/22

multi-phase silver solid structure

060622multiphase_silver_solid_structure


魅惑的に振る舞い微笑む
誘う数々の行為の裏側で
天使の感じる罪を感じる

数々の隠されている鍵穴

爪先から心臓の枝管まで
わたしの心を嗅ぎ廻って
天使の感じる罪を認める

次々と隠されていく鍵穴

空隙の結晶を見付けても
もうそこに未来はないと
頑丈な構造を捜している

並々と溢れてる透明な黒
球体にして納めるために



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2006/06/21

my heart aches

060621my_heart_aches


尖った腕、尖った足
ちくちくちくちくと
俺の皮膚を刺激する

尖った指、尖った爪
ちくちくちくちくと
俺の血管に穴をあけ

尖った背、尖った腹
ちくちくちくちくと
俺の皮膚を引っ掻く

ちくちくちくちくと
俺はお前で血だらけ

尖った口、尖った額
そこが生んでる言葉
俺の心臓に刺さって

ちくちくちくちくと
俺はお前で血だらけ

お前それで幸せなら
ちくちくちくちくの
全身血だらけなのに
俺とても心地良いよ



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2006/06/20

check it out with you

060620check_it_out_with_you


痛覚で整理したとたん
すぐにぼやけてく感覚
次の痛みを待っている

底の空隙を視てる焦点
沈み沈み音のない空隙
痛みを誘う体勢をとる

それは幻覚ではなくて
変換される真実だから


掴まれてる頭と髪と腕
単なる物としての意識
絞められていく頸と喉
極まっていく白の意識


湿度にも再変換される
柔い手の高い音の間隔
次の痛みを待っている

心の球体を聴いた蝸牛
探り探り圧のない空間
痛みを誘う体勢をとる

それは幻想ではなくて
変換される真実だから

貴方の物にして下さい
そうすることで私でも
絶対的に圧倒的な物に



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2006/06/19

fallen angels

060619fallen_angels


堕ちてくことを後悔しない貴女
どんな傷を負っていくとしても
最期にはすべて消え去ってると

堕ちてく途中で考え込まないで
堕ちてく途中で取り繕わないで
緻密な計算でもすべて手放して
もう誰も救うことはできないし
打つ手はもう何もないのだから

貴女は堕ちてるだけなのだから


柔らかな雲に飛び込んで行って
眼を瞑って落下だけを感じてて
突然雲を抜け模型みたいな街が
建物が道が人が見分けられたら
もう逃れる方法はないと悟って

貴女は堕ちてるだけなのだから


いま直面してる抱えてる問題は
他の誰かに代わられたとしたら
貴女は満たされないのでしょう


貴女の手を握り肩を抱きながら
一緒に落ちながら見ててあげる
貴女の落下が御仕舞になるまで
貴女は安心し自由になっていく
短くてもふたりで生きてるから

ふたりして堕ちていくのだから
ふたりして堕ちていくのだから



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2006/06/18

whisper low in my ear, please

060618whisper_low_in_my_ear_please


低く囁かれる
背骨から頭へ
走る細い閃光

高くうわずる
貴方の膚から
浸透してく私

貴方のなかで
感じてる孤独
浮いてる中で
感じてる孤独


言われる度に
肉も骨も心も
弱っていく私

理由を尋ねる
強く絞められ
堕とされてく

貴方のなかで
感じてる孤独
浮いてる中で
感じてる孤独

低く言ってて
低く言ってて

弱っていく私
高くうわずる
浸透してく私

貴方のなかで
感じてる孤独



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2006/06/17

Who will save your soul?

060617who_will_save_your_soul


まわりの人たちは皆
あんたよりましだと
お前もそれを認める

銀の鍵、錆びない鉄
願いは自分の快楽で
銀の桶、黴びない壁
願いは自分の健康で
安っぽいぬるい生存

嘘の後、救うのは誰
涙の後、救うのは誰
死の後、救うのは誰
自分ではないのなら
この後、救うのは誰


往き交う人たちは皆
平均よりはましだと
お前もそれを認める

尖る塔、冷たい椅子
祈りは自分の容姿で
光る窓、項垂れる像
祈りは自分の存在で

嘘の後、救うのは誰
涙の後、救うのは誰
死の後、救うのは誰
彼ですらないのなら
この後、救うのは誰



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2006/06/16

in our paradise

060616in_our_paradise


瞳の中にパラダイス
頭もパラダイスだよ

なんて可愛い色彩と
なんてお似合いの髪

君の額にキスしたり
頭を撫でたりしてる


そして二人はやがて


君の中にパラダイス
頭もパラダイスだよ

なんて素敵な感触と
なんて直結した音と

君の瞼にキスしたり
眉撫でたりしながら


そして二人の次の朝


鏡の中にパラダイス
頭がパラダイスだよ

そうそう夕べあの後
髪を乾かさず寝てた

君の睫にキスした後
そのまま寝たみたい

慌てて支度しないと
もう出かける時間だ



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2006/06/15

When did you two get together?

060615when_did_you_two_get_together


落下、落下、落下
そして水面に達し
まだ落ちる、まだ
やがて静かな均衡
そして水面に向う
浮上、浮上、浮上

貴女が欲しいのは
死、師それとも詩
貴女が欲しいのは
生、精それとも正

落下、落下、落下
そして地面に達し
まだ潰れる、まだ
やがて圧した均衡
そして空へと弾む
飛翔、飛翔、飛翔

貴女が欲しいのは
本当に欲しいのは
死、師それとも詩
生、精それとも正

それともすべての
自己愛と赦と許と
手に入れたいのは
階段の底にある宝



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2006/06/14

donors and acceptors

060614donors_and_acceptors


貴方の神々しい言葉
お前は捕まえた獲物
決して容赦はしない
共に海底を視るまで

貴方の神々しい行為
荒々しい執拗な濃厚
禍々しい屈辱の甘美
脳の片隅に見る景色

悪人の貴方に捧げる
可愛い道具のわたし
美味しい食物として
絞めて喰い散らして


存分に満足したあと
わたしへのご褒美に
永遠に足りない部分
全てわたしに捧げて

貴方の神々しい至高
わたしへのご褒美に
わたしにない部分を
全てわたしに捧げて

屈するとろけた感覚
それをうずめられて
永遠にまとうために
ここに来たのだから



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2006/06/13

you love a collar better than a choker

060613you_love_a_collar_better_than_a_ch


想い出しているよ
六月のバースディ
大好きなピアスも
いらないみたいさ

ブランドの店先で
きらきらのリング
ありふれた価値は
君には全く無意味

革紐のチョーカー
より子犬のそれに

君に包んで贈るよ
着けてあげられる
最高のプレゼント


夕映えのブリッジ
流星のカーライト
窓の大きな部屋で
港に見せびらかす

シャンパンあけて
くつろいでなんて
ありふれた快楽は
君には全く無意味

銀色のネックレス
より子犬のそれに

金の鈎で留めよう
着けて引き寄せて
抱き締めてあげる


大切なことは心と
体とのセレモニー
その確認のあとで
癒されるふたりさ


想い出しているよ
食べながらしてる
君の湿ってる宣誓
冷たく繰返させた

何度も言わせたい
海底まで沈んでく
黒い透明と混ぜて
君へと浸りたいさ

革紐のチョーカー
より子犬のそれに

撫でながら叩こう
離して引き寄せて
繰返しててあげる


革紐のチョーカー
より子犬のそれに

君に包んで贈るよ
着けてあげられる
最高のプレゼント

銀色のネックレス
より子犬のそれに

金の鈎で留めよう
着けて引き寄せて
抱き締めてあげる



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2006/06/12

darkness dominated affection

060612darkness_dominated_affection


地上の星拾う部屋
月から零れた光も
注いだ赤いワイン

汗ばむ鼓動感じて
息をやめてるまま
なぞる濡れた鎖骨

愛なんてウソより
とてつもなく深い
青いセキュリティ
望んでる革の装着

愛なんてウソより
とてつもなく広い
青いセキュリティ
近づいた鎖の拘束


ためらう先の行為
首筋に当てた指に
重ねてきた赤い指

愛なんてウソより
とてつもなく深い
青いセキュリティ
湿ってる膜の福音

愛なんてウソより
とてつもなく広い
青いセキュリティ
闇に浸透する二人


滴る蝋燭のように
熱く融けきるまで


愛なんてウソより
深いセキュリティ
望んでる革の装着

愛なんてウソより
広いセキュリティ
近づいた鎖の拘束

愛なんてウソより
青いセキュリティ
浸透する膚の合致

愛なんてウソより
青いセキュリティ
存在する闇の共感



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2006/06/11

you'll be safe with him

060611youll_be_safe_with_him


鬱なことがあって
駄目になってると
彼の存在を感じる
部屋の隅から響く
すべて肯定する息

力が及ばないとき
自滅に浸ってると
彼が隣に座ってる
視えない暖かな光
すべて肯定する息

義務のない赦しと
無条件な大丈夫の
すべて肯定する息


理不尽な世の中で
無念を飲下すとき
そこに現れる意識
視えない暖かな光
すべて肯定する息

道理が曲げられて
誤解されたままで
かすかな光さえも
何も見えないとき

彼が隣に座ってる
視えない暖かな光
すべて肯定する息

義務のない赦しと
無条件に大丈夫な
すべて肯定する息



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2006/06/10

at the moonless night

060610at_the_moonless_night


街中の動物たちがいなくなった
街中の動物たちがどこかいった
犬も猫も鼠も烏もいなくなった
首輪とリードと小さな足跡だけ

月のない夜中に公園に集まって
月のない夜中に秘密に整列して
犬も猫も鼠も烏もしゃべらずに
ひっそりどこかいってしまった

砂場に皆の右足の跡が残された


月のない夜中に整然と集まって
月のない夜中に二足で歩行して
犬も猫も鼠も烏もしゃべらずに
ひっそりどこかいってしまった

砂場には皆の右足跡が揃ってる



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2006/06/09

Can you hear what they are saying?

060609can_you_hear_what_they_are_saying


星屑を纏った
巨大な箱の中
ふたりだけの
地獄で貴女の
縛った手首が
天国を視せる

生温い犠牲は
全て否定され
それで貴女は
安らぎを視る

透明な暗黒は
全て肯定され
その天使達は
その名を呼ぶ

貴女も聞ける?


星屑に浮んだ
小さな舟の中
ふたりだけの
地獄で貴女の
縛った足首を
冷酷に視てる

透明な暗黒は
全て肯定され
その天使達は
その名を呼ぶ

貴女も聞ける?



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2006/06/08

Are we trying to kill ourselves for the sake of our dark side?

060608are_we_trying_to_kill_ourselves_fo


曲線を触れるその冷静に
有り得ない感覚が呼ばれ
未開の膚すら記憶される

従う無機質な箱の繋がり
次々と乗り轢いていって

同心円を晒してる切断面
あなたはそれすら冷静に
わたしはそれだけ無心に
取り上げて並べてる手足


貰った正常と与える狂気
破壊も拘束も偉大な存在
創られた部品を受入れる

星屑を巻いた高層の群れ
落下も浮上も理解しない

血溜りに浸っている肉塊
こういう風に造られてる
わたしはそれだけ無心に
ひとつずつ並べてる手足


同心円を晒してる切断面
あなたはそれすら冷静に
わたしはそれだけ無心に
取り上げて並べてる手足



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2006/06/07

I 'm about to die

060607i_m_about_to_die


罪に縛られてないという罪
きっと見抜かれている逃亡
捕まえて罰して欲しい切望
そうしてでも償えない過去

モザイクタイルに嵌め込む
落下した自虐の尖った破片
膚を突き破っても足りない
どうしてでも償えない過去

冷酷に観察してくれる貴方
私を罰して開放して欲しい

息もできない激しい閉塞感
永遠の苦しさを分離させて
火炙りと水責めとの窒息感
傷口から塗り込んでいって

それが私の愛の定義だから


昔の罪に縛られたい別の欲
さらに見透かされてく逃避
縛って拘束して欲しい対比
そうして開放されてく現在

モザイクタイルに嵌め込む
欠落した希望も鈍った自尊
容姿を切り裂いても不満な
どうしてでも補えない現在

冷酷に観察していてよ貴方
湿った道具を使って欲しい

息も止る閉塞が欲しいから
私のやり方でも近づかせて
圧迫の白い服従がいいから
貴方だけのやり方を覚えて

それが私の愛の定義だから


息が止る閉塞が欲しいから
過去も現在も未来も永遠も
貴方だけに反応してくから
貴方だけのやり方を覚えて

それが私の愛の定義だから



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2006/06/06

remaining space

060606remaining_space


陽だまりの部屋
全部そのままで
残ってる二人分

こんなにも突然
失って気づいた
もう一つの空間

いつでもお前の
笑ってる顔と声
夢から消えない


駅の人ごみの中
ふと見かけても
よく似た別の人

おんなじ電車は
おんなじ混雑で
おんなじ無関心

それでもお前の
怒ってる顔と声
胸から消えない


離れても感じる
愛という喪った
温かだった想い


陽だまりの部屋
顔を包むように
ふいに通った風

逢えないことも
見えないことも
空隙を生むだけ

いつでも二人の
笑ってる顔と声
夢から消えない



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2006/06/05

Anne Parillaud's legs

060605anne_parillauds_legs


彼女の眉はしっとり黒い
彼女の鼻はつんと小さい
彼女の指は嫋やかに柔い
彼女の脚はアンヌのよう
貴方は彼女の両面を想う
彼女の脚はアンヌのよう

彼女は貴方を悩ましてる
彼女は貴方を不安にする
彼女は貴方を悦ばしてる
彼女の瞳はナタリのよう
貴方は果実の両面を想う
彼女の脚はアンヌのよう

彼女は部屋で奴隷になる
彼女は全てを晒している
彼女は足下に伏している
彼女の貴方に服するよう
貴方は彼女を踏んでよう
彼女の脚はアンヌのよう

彼女は部屋で王女になる
彼女は実を熟そうとする
彼女は愉快に猛犬になる
彼女の貴方に倒れるよう
二人は弾力に転がるよう
彼女の脚はアンヌのよう


彼女の脚はアンヌのよう
彼女の二つの実が熟して
彼女は奴隷の王女になる
彼女の脚はアンヌのよう



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2006/06/04

he is in the mountain

060604he_is_in_the_mountain


誰も感じてくれなかったこの感覚
曇り空の福音は何色をしているの
人ごみで聞こえてくる黒い雑音は
重なる感情なの視線なの鼓動なの

圧倒的な無機物との対峙だけしか
私のノイズを消すことはできない
それが信仰と言うのなら神はいる
それが至福と言うのなら神はいる

それが信仰と言うのなら


誰も感じてくれなかったこの感覚
梅雨空の福音は何色をしているの
閉じ込められてる箱の黒い雑音は
重なる悪意なの瞬きなの脈拍なの

圧倒的な無機物との対峙だけしか
私のノイズを消すことはできない
それが信仰と言うのなら神はいる
それが至福と言うのなら愛はある

それが信仰と言うのなら



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2006/06/03

the fatal kiss is all we need

060603the_fatal_kiss_is_all_we_need


逢うたびに屠る気配は
あなたのふたつ目の顔
呼び覚ますためにある
どぎつい隠れ家の冷気

心の闇を紛らわしてく
見透かされた膚の計画
交互に打たれてく熱さ
大きく開いた神秘の口

紅蓮の中で踊る焼失は
絡まるふたりに必要な
すべての必然死の接吻
そのまま紅蓮で舞って


知るたびに屠る気配は
あなたのふたつ目の顔
呼び覚ますためにある
窓のない白い舟の熱気

心の闇を紛らわしてく
見透かされた脳の信号
結晶の涙が膝に落ちて
大きく開けた口で笑う

紅蓮の中で再び踊って
絡まるふたりに必要な
すべての必然死の接吻
そのまま紅蓮で舞って

気づき合う瞳から漂う
屠り屠られていく気配



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2006/06/02

come on, check it out with me

060602come_on_check_it_out_with_me


混乱した感覚を
痛覚で整理する

沈み沈み沈んで
底の空隙を視る

その幻惑の幻覚
もっと変換する?


掴まれた頭と髪
単なる物の意識
絞まった頸と喉
極まる白の意識


柔らかな間隔を
湿度に変換する

探り探り探って
心の球体を聴く

その幻惑の幻想
もっと変換する?



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2006/06/01

let me know how to live my lives

060601let_me_know_how_to_live_my_lives


たくさんの人々
すべて覚えてる
何度死んだのか
何人死んだのか

鳥で蝸牛で水牛
飛び這い駆ける
何度死んだのか
何匹死んだのか

理解不能な理由
こんな世界の中
閉じ篭った宇宙
輪廻してる疲労

気持悪い無意味


たくさんの人々
すべて覚えてる
何度死んだのか
何人死んだのか

魚で毛虫で白象
跳ね蠢き踏んで
何度死んだのか
何匹死んだのか

意味不明な神々
こんな意識の中
閉じ篭った無限
輪廻してる疲労

気持悪い不気味


たくさんの人々
すべて覚えてる
誰も知らない私
誰も知らない私

不公正で不親切
こんな世界の中
閉じ篭った宇宙
輪廻してる疲労

気持悪い無意味



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